2011年11月11日金曜日

料理番組のための空間デザイン


どんびき
 自然な雰囲気を出すために、家具の色は薄い茶色系に統一し、ビビッドな色の食器やみどりのハーブ、チェックのファブリック、赤いレンガの壁などをポイントにした。また、CGで窓に風でゆれる映像を映し、森のなかの家のような空間を演出した。下手側の壁をのぞき、基本的に壁とフロアは薄い灰色で、正面の壁には白いタイルでキッチンの清潔感のある空間を演出した。どんびきは番組の最初に使い、何も装飾がない壁にはロゴや料理の材料をCGで表示する。全体的に濃い色はほぼ使わず、ロゴは常に見やすくした。


正面
 正面から見える家具は後ろのタイルが見えるようにし、清潔な雰囲気を出した。また、調味料や食器、オーブン、冷蔵庫などを見せることで一般の家庭のキッチンのような空間を設けた。


上手
 上手に登場口を設けた。登場口にはレースのカーテンが風でゆれている。入り口の外のフロアには石を敷かれて、その後ろに木などみどりが見え、ナチュラルな雰囲気を出している。上手側はレトロな食器と椅子で飾った。また、ペイントが剥がれて壁の煉瓦がちらちら見えるようにしてヴィンテージな空間を演出した。


下手
 下手には大きい窓を設け、画面上には見切れることで高さが強調され、空間が狭く見えないようにした。実際のハーブは飾りであるだけでなく、実際料理を作っている途中に登場者が使ったりもする。木の材質の家具で統一し、ナチュラルでリラックスできるような空間にした。そのなかでも煉瓦の壁は食欲をわくような赤色で空間のポイントになっている。